「エンジニアリング組織論への招待」を読んだ

この本について

「不確実性に向き合う」というテーマを中心に 様々な知識のもとに、組織におけるエンジニアリングについて いい意味で深ぼることなく、広く書かれている本です。 モダンなエンジニアリングマネジメントの集大成と言ってもいいと思う。

こういった本だと通常は本質を突かずに、方法論などが書かれている だけの書籍が多い中、ここまで本質を突きながらも、 全体の流れとしてここまで筋が通っていて、納得感のある本はなかったんじゃないかと思います。 控えめに言っても名著。

どういう風に読むのがいいのか

この本は全ての章を飛ばさずに最初からちゃんと読んだほうがいいです。

色々なバックグラウンドの方が読んでも近い認識を持ちやすい本なので、この本を何人かで読んでからディスカッションするのもいいんじゃないかと思いました。

どういう人が読むといいか

  • スタートアップの経営者、新規事業責任者
  • マネージャー(エンジニアリング関わらず)
  • エンジニアリングリーダー的な役割をやる人/やったことがある人

この本を読んで得られると思われるもの

  • エンジニアがエンジニアリングを行う際に何を考えているかの一部が理解できる
  • 様々な知識を得るためのフック
  • それぞれのアプローチに至るまでの歴史、背景

注意点

トピック量が多いのと、あまり多く使われない言葉も多く書かれているので、そういった言葉に慣れてない人は 読むのが大変かもしれないです。

個人的に好きなところ

学んできた知識がどんどん繋がっていく感じと言語化されている感じがすごくするので読んでて気持ちいい本
比喩表現も絶妙で納得しやすい話が多かったと思います。 特に最初の方にコミュニケーションの不確実性がもたらす例として書かれている「カレー作りの寓話」が好きでした。

正しく、論理的かつわかりやすい言葉で全体の流れがぶれることなく書かれていて素晴らしい本でした。 とても密度が高い本です。

この本を読んだら次に深掘りするべき言葉がわかるので、 次に何を調べればいいかわかるようになると思われる。

また、読んだらすぐに実践できるものもたくさんあるし、 今後に繋がる部分も多いのでまずは読んでみるのがいいんじゃないですかね。

最高でした。