食とは

食について語るのにあたって、俺にとって食とはなにかを話さないわけにはいかない。 そしてこれはポエム以外のなにものでもない。
この記事を見始めた人が得られるものがあるか期待するかもしれないけど、 一切ないので、それを認識した上で見て欲しい。

俺にとって食とは生きることであり、そして楽しむことでもある。 調理師の親を持つ自分にとって、食とは楽しむのが当たり前のものだった。

食とは当たり前の存在だった。 高校生の頃は普通にラーメン屋巡りもしたし、マックとかも行ったりした。 だけど食というものが当たり前ではなくなり、特別なものとなる存在がきた

運命の出会い

当時の職場の上司に横浜市の関内にあるシシリヤというお店を紹介され、 ふと行ってみることにした。
気の知れた友人と共に店舗に行き、普通に入り、上司にオススメされたマルゲリータ×サルシッチャ(マルゲリータにハーブの入ったソーセージを載せたもの)の注文。
話をしながら待ってみる。
ピザが焼き上がり、手前に来たので、匂いを嗅いでみるとすごく香ばしい匂いがする。
おいしそうなので、すぐに口に入れた。 すると、口に入れた瞬間、小麦の甘みが口の中に広がり、その後チーズの旨味が広がっていく。
その後トマトソースの香りが抜けていって、くどさが残らない旨さが広がる。
食べた瞬間、「なんだこのバランスは!?」と思った。
この瞬間、「この世にはこんなおいしいものがあるのか!!!」と思った。
この時から色々なお店に行き始め、20代のうちに紹介できるお店を10店舗見つけるという
目標を持つことになった。
気分が乗れば、見つけたおいしいお店とかを紹介しようと思う。