Googleが使っている機械学習技術をOSS化したことについて
GoogleがGoogle Photosの画像検索、スマート返信機能などに用いている機械学習技術をオープンソース化 | TechCrunch Japan
上記の記事を見て思ったこと
Googleが機械学習技術のOSS化をしたということらしいけど、 このOSSを公開したことによって、同じような技術を他社が真似できてしまうっていうことになる。 こういうのっていくつか理由があると思っていて、 OSSとして公開する場合ってどうな感じか考えながら、 公開する理由ってどんな理由であれ「公開することによるメリットが非公開のままにするメリットを超えたと判断したため」であると思っていて、なぜ公開したのかを 自分なりに思いついたものを列挙してみる。
機械学習コミュニティの活性化のため
- 記事にも書かれていて、それっぽい理由な気がしないでもない
コミュニティー全体にとって有益になるよう機械学習研究を加速させること、そしてテクノロジーがより洗練されることを期待していると彼は伝えている。
実はGoogleはもっとすごい技術を使っていたり、知っている
- これはありえるなって思っているんだけど、それがどういった技術なのかはわからない。まだまだ隠し玉がありそう
競合が同じ技術を使ったとしても問題ないと判断したため
これはかなりありそうで、機械学習自体、使いドコロがかなり難しいという認識を持っていて、 実際に機械学習をメインにしているプロダクトは成功している企業がある イメージがないので、きっとビジネスになりにくいんじゃないかと思う。 このOSSを使って、プロダクトを作ろうっていう企業、人が居るかもしれないけど、全然成功するイメージが僕の中ではない。 なぜなら、それだとユーザに価値を提供できるものになりえるとは 思えないから。 課題があって、解決する手段として、技術があるっていうパターンなら、 課題が明確化されているので、その解決をすればどのぐらいのユーザがついて、どのぐらいの利益を得られるという試算ができたりして、 ビジネスしやすそうという印象はあるけども、 なんか便利そうな技術できたから課題を見つけようっていう風にやってしまうと、 取ってつけたような課題になってしまい、全然、ユーザに価値を提供できるような感じがしないので、 成功するイメージはない。
感想
- このようなソフトウェアがOSS化されることによって、世の中がまた便利になるのが早くなった気がするので期待したい。
※僕の偏見でこの記事は書いています